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【CoC第6版】君へ贈るキネマフヰルム
概要
形式:クローズド(ミニゲーム)
参加人数:3人〜5人(点数の調整でそれ以外の人数もおそらく可能)
所要時間:RP次第
事前準備:KP、PLたちはHOを決め、撮影する映画の内容の起承転結を大まかに決めておくこと。
推奨技能:芸術系、作成系、その他映画製作に役立ちそうな技能
他:戦闘、後遺症、ロストなし。
ハンドアウト
共通…探索者達はちょうど30日後に誕生日を迎える友人のためだけに映画を製作しようと思い立った。しかし、先ほども言ったように、友人の誕生日まではあとひと月しかない。無事に映画を完成させることができるのだろうか。
HO1(1人):監督…思い立った探索者の中の一人か、その探索者に監督を任された。本人である場合、メガホンとカメラを片手に持てる限りの知識と技術を使用して映画撮影に挑む。参加人数が少ない場合、この役割はKPCに委任してよい。
HO2(複数):俳優…映画の主役として選ばれた探索者。たいていの場合は参加者全員である。
HO3(複数):協力者…ちょい役、裏方、スタッフなど。複数いる場合はそのすべてにHO3を当てはめること。PCにいない場合はこのHOのNPCを最低2人用意する。
HO2とHO3を同時に持つことも可能。そちらのほうが自主制作映画っぽさが出るかも?
真相
真相などない。ただ、この映画を贈る相手が見入ってくれるような、そんな映画を撮りたい、誕生日に贈りたいと探索者たちは思ったのだ。
導入
探索者たちは誰かの家か、あるいは喫茶店などに集合している。ここでHO1の探索者、あるいは思い立ってHO1の探索者に映画撮影を依頼した者が映画撮影の話を持ち掛ける。
きりがいいところまでRPしたら、ミニゲームへ進む。
映画撮影ミニゲーム ルール
行動順序はHO1→HO3→HO2。同一のハンドアウトを持つ者はDEXの高い順に行動する。
- 1.監督
- 芸術、製作、写真撮影、あるいはDEX*5のいずれかの技能を振る。映画監督っぽい技能が思いつけば宣言してもよい。
ダイスの結果によってこのサイクルの協力者・俳優の技能を補正する。
クリティカル:30%
成功:10%
失敗:なし
ファンブル:-20%
- 2.協力者
- 芸術(音楽、絵画)、製作(道具、絵画など)ほか、演出や弁当の手配など、撮影スタッフらしい技能を宣言して判定する。
クリティカル:1
成功:2
失敗:3
ファンブル:5
HO3の判定結果をすべて加算したものが、各サイクルで撮影に使った日数になる。
最終的に合計する。
- 3.俳優
- 芸術(演技)、APP*5、または場面に合わせて演技で役に立つような技能を宣言して振る。
クリティカル:3点
成功:2点
失敗:1点
ファンブル:加点なし
映画の完成度で、各サイクルでの点数の上限は10点。合計せずに控えておくこと。
以上の処理を起・承・転・結の全4サイクルでおこない、映画を完成させる。
なお、起承転結のそれぞれには事前にKP、PLたちで決めた内容が当てはめられる。
各サイクルの間に日数が経過しているというRPを挟むとなおいい。
編集
すべてのサイクルが終わると、編集作業になる。HO1の探索者は1d4を振り、出た目の数を製作日数に加算する。その後、鑑賞会へ。
鑑賞会
NPCの誕生日当日、探索者たちは何らかの方法でこの映画を見せる相手を招待し、鑑賞してもらう。
(映画館を貸切る、ホームシアターを使うなど)
この時、製作日数が日数が30日を超えてしまっている場合は、誕生日を過ぎてしまう。
起承転結のあらすじをざっと流しながら、点数に応じたリアクションをNPCにさせる。
0〜3:不可。NG場面がそのまま使われたりなどして目も当てられない。
4〜6:可。どう見ても素人が撮影した出来。
7〜9:優。とてもよく出来ている。
10点:神。これが自分のためだけに作られたのがもったいないレベル。
NPCが感想を言い終えたらエンディングへ。
エンディング
映画を見終わったNPCに何か言わせた後、しばらくお祝いをしてください。
きりのいいとことで解散しましょう。
お疲れ様でした、シナリオクリアです。
シナリオクリア報酬
シナリオクリア:1d3のSAN回復、使用した任意の技能をどれか一つ2%成長
判定「優」のシーン一つにつき、使用した任意の技能を一つ2%成長
30日以内にクランクアップした:1d6のSAN回復+好きな技能を一つ3%成長
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